モンテッソーリ教育と同様、レッジョ・エミリア教育もオルタナティブ教育の一つです。レッジョ・エミリア教育の特徴を「子どものイメージ」「教師の役割」「学習方法」の3つの観点から紹介します。
米国モンテッソーリ公共部門国立センターによると、全世界にモンテッソーリの学校は約2万校あります。米国では5000校に上り、そのうちの500校は公立校ですが、依然として少数派です。ウェブサイト「イデー・モンテッソーリ」によると、日本にはモンテッソーリ教育実践施設が約700カ所あります。日本全国に約3万7000カ所の保育所があることを考えると(厚労省、2020)、ごくわずかです。さらに小学校になると、日本でモンテッソーリ教育が受けられるところは数校しかありません。
モンテッソーリ教育の特徴を、三つの観点から紹介します。一つ目は「子どものイメージ」、二つ目は「教師の役割」、そして三つ目は「学習方法」です。
子どものことをほめたり、叱ったりすることは難しいものです。私自身、モンテッソーリ教育の教職課程で、「賞罰は子どもの魂を奴隷にするので使用してはならない」と教わっていました。しかし、新任の頃は知識も経験も足りず、子どもが模範的行動を見せたときにはほめ、そうでない場合は苦言を呈するというやり方で、子どもを自分の思い通りに動かそうとしていました。
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