このたび、ありがたいことにたくさんの方々のご縁で、リフレクションに関する連載をさせていただきました。私自身がこれまでの取り組みに向き合う中で、改めて自分の大切にしているものが強くなったような気がします。
リフレクションを通した子供たちの変容で、もう1つ大きいものがあります。それは、個人の変化というより、クラスの変化です。具体的には、「対話の筋力が上がる」「関係性の構築、関係性がより強固になること」です。特に最初の頃は、リフレクションカードの実践による変化が大きいと感じています。
リフレクションを通して子供たちはどのように変容するのか――一番の変化は、思考が変化し、それに伴って行動が変化することだと思います。効果的なリフレクションをするには、思考する上で十分な経験が必要です。ある日突然、行動が変化することはありません。思考を積み重ねることで、行動が変容していきます。
なんかモヤモヤしているけれども言語化できない。日々の暮らしの中で、そのようなことはないでしょうか。 リフレクションにおいて言語化することは大切ですが、それがなかなかできないこともあると思います。そんな中、今回は言語化しやすい土壌を作る上で大切なことを2つお伝えできればと思います。
本連載ではこれまで、リフレクションをどのように行うのかと方法論について述べてきました。子供たちのリフレクションシートを集め、リフレクションカードの開発者、大学教員と共に2年間分析し続けた結果、表のような変容が起きることが分かりました。
今回は、リフレクションの授業実践、特にリフレクションカードの実践について述べたいと思います。 会社員時代の経験を通して、問いを反すうすることで自己内対話が促進され、行動が変容していくのではないかと考えていました。子供たち自身で、問いを反すうできるようにしたいと考えていたところ、リフレクションカードとの出合いがありました。
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