改訂版では、教職員のリーガルナレッジ(法知識)の確実な理解と習得を目指しています。特に、第Ⅱ部では各章で生徒指導関連法規を提示して、説明をしています。
生徒指導における不易流行とは、何でしょうか。改訂版は、時代の変化(流行)に対応して作成をしていますが、旧版と変わらないもの(不易)があります。それは「児童生徒理解」と「学級・ホームルーム経営」の大切さです。この2つが、重層的支援構造の全体を貫く支柱と言っても過言ではありません。
改訂版では、生徒指導を組織的・計画的に実践するためのモデルとして、2軸3類4層から成る重層的支援構造モデルを提示しました。 旧版では、全ての子どもを対象にした成長や発達を促進する成長を促す指導、一部の子どもを対象にした深刻な問題に発展しないように初期段階での解決を図る予防的な指導、深刻な問題を抱えた特定の子どもを対象にした課題解決的な指導の3類型が示されていました。
新たな「生徒指導提要」(以下、改訂版)では、次の3点が大きく旧版とは異なります。 第1は、生徒指導の定義と目的を明確にしたことです。教育基本法における学校教育の目的や子どもの権利条約を踏まえて、子ども主体の定義をし、なおかつ目的を明示しました。
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