生成AIパイロット校を集めた文部科学省の成果報告会が2月20日に開かれ、来年度も継続してパイロット校を公募する方針も明らかにされるなど、生成AIの活用が促進されている一方で、現場の教員からは「自治体が取り組みに追い付いてこない」「生成AIを学ぶ時間がない」といった焦りの声も出ている。教員が訴える問題点や、研究者による現状分析、教員の助けとなる活用法を取材した。
大分県立芸術文化短期大学で非常勤講師を務める望月陽一郎氏は、独自調査から「まだ授業で活用する段階にないと考える教員が多い」と指摘。北海道東川町でICT教育推進アドバイザーを務める同町立東川小の石本周司教諭は「子供たちの方がどんどん先に行く現象が起きている」と語る。学校が活用に踏み切れない背景に関する分析や、制限のある中で活用する現場教員の実践を取材した。
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