岐阜県飛騨市の全小中学校に設置された「学校作業療法室」に、常駐している作業療法士の奥津光佳さんは、作業療法士を目指して大学で学んでいたときのある出会いをきっかけに、岐阜県内で働き始めたのだという。インタビュー最終回では、「学校作業療法室」がどのような経緯で生まれたのか、さらには、学校現場を回って感じている課題とこれからの目標などを聞いた。
岐阜県飛騨市は2023年度に全小中学校9校に「学校作業療法室」を設置した。月2回のペースで全校を訪問している作業療法士の奥津光佳さんに、インタビュー2回目では教員研修の様子や保護者とのやりとり、相談があった子どもたちにどのように接していくのかなど、具体的な実践内容を聞いた。
日常生活を送るためのさまざまな〝作業〟を通して、心と体のリハビリを行う専門家の作業療法士の実践は、発達障害を含むあらゆる子どもたちへの支援として効果があると言われており、米国などでは当たり前のように学校現場に作業療法士が配置されている。日本の教育界でも少しずつ関心が高まっているが、岐阜県飛騨市では2023年度から全小中学校に「学校作業療法室」を設置した。現在、作業療法士として飛騨市内の学校を毎日訪問している奥津光佳さんに、学校作業療法室での具体的な取り組みを聞いた。
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