ADDS共同代表
2021年、GIGAスクール構想により1人1台のICT端末整備が実現しました。文部科学大臣のメッセージには、「一人一人に個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現」と記されています。今回は、教育の電子化の未来を特別支援教育の観点から考えてみたいと思います。
今回は、学びの多様性に合わせた具体的支援について紹介したいと思います。
近年、学習障害(LD)の従来の訳であるLearning Disabilitiesを、Learning DifferenceまたはLearning Diversity(学び方の違いや多様性)という言葉に読み替えようという動きが、支持を集めているようです。
本連載ではこれまで、応用行動分析(ABA)に基づいた関わりの基本を紹介してきました。今回は、学級経営にダイレクトに生かせる方法として、日本でも少しずつ広がりを見せている「スクールワイドPBS」(School―Wide Positive Behavior Support)についてご紹介したいと思います。
前回は、「信頼関係」について、ABAに基づいた分析を行いました。今回は、具体的な声掛けや指示の仕方について、前回紹介した事例に基づいて紹介していきます。
本連載ではここまで、ABAの考え方に基づいた、子供の行動の捉え方を紹介してきました。今回は、子供への支援の前提となる、「信頼関係」をどう築くかについて、ABAに基づいて考えていきたいと思います。
今回は、「お子さんが困った行動をしているときはあまり注目をせず、良い行動をしているときに注目して褒める」という、行動の原理に基づいた対応の重要性を解説します。
今回は、応用行動分析(ABA)の基本的な考え方である、環境と行動の関係を分析する方法を紹介します。
前回、発達障害の子供たちの支援において成果を上げている応用行動分析(ABA)について少し触れました。今回は、ABAの考え方を教育に生かすポイントについて、紹介していきます。
発達障害は、数が増えていると言われています。厚労省が定める発達障害の一つ、「自閉スペクトラム症(以下、自閉症)」は、こだわりや興味の幅の狭さ、社会的なコミュニケーションの困難さなどを特徴とする先天的な脳の機能障害ですが、米国の疾病管理予防センター(CDC)の2012年の調査で88人に1人という結果が出て、世界に驚きを与えました。さらに2年後、同じくCDCの14年の調査では、なんと68人に1人という結果が出ています。
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