川崎市立川崎小学校が実践している子ども主体の授業創りは、受容と共感をベースにした同一の授業スタイルを全ての学級で実施することと、教師それぞれが授業力を高め合うことによって支えられている実態が取材を通じて理解できた。この意欲的な取り組みについて、実際に子どもたちと毎日向き合っている教師たちはどう受け止めているのだろうか。6年生の担任教師たちに話を聞いた。
川崎市立川崎小学校では、子どもたちが教師の代わりを務め、自分たちで話し合いながら授業を進める「児習」を1年生から取り入れている。こうした子どもたちによる児習はどのように成立しているのか。その背景を取材してみると、教師による緻密な学びの環境作りがあることが理解できた。今回は子ども主体の授業創りと教師の役割について、川崎小学校の取り組みを見ていきたい。
川崎市立川崎小学校では、2代の校長が12年間かけ、子ども主体の授業の実現に向けた校内研究を重ねてきた。鍵は「全員参加・全員理解」の授業と「子どもたちが安心して過ごせる学級経営」。結果として、外国につながる子どもに不登校児童は現在なく、教師と保護者の良好な関係という好循環も生み出している。ごく一般的な公立小学校が粘り強く続ける取り組みを取材した。
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