前回、自己決定を促す質問を子どもたちに投げ掛けようという話を書きました。子どもたちの反応はどうだったでしょうか。基本的に子どもも大人も自分のことは自分で決めたいという本能をもっています。今までの経験の中で、自分で決めたことで大失敗をしたり怒られたりすると、人に決めてほしいと言う子も中にはいますが、自分で決めて実行していくのは本来、とても楽しいことのはずです。
前回はクラス会議を始める前にやっておくとよいことをお伝えしました。ペアでトークトレーニングをしたり、「ハッピーサンキューナイス」をしたりすることで話すことへの抵抗感を下げ、みんなの前でもはっきりと伝えることができる子が増えていきます。
前回はクラス会議を始める前にやっておくとよいこととして、たくさん遊ぶことをお勧めしました。たくさん遊ぶことでクラスの雰囲気が温かくなり、柔らかくなります。安心安全な空気感があることで、子どもたちは教室の中でパフォーマンスが発揮しやすくなります。
初めまして。深見太一と申します。現在、愛知教育大学で非常勤講師として、教員志望の大学生に週に3コマほど講義を行っています。それ以外にもクラス会議講師として、日本中の学校や企業に向けて研修をしています。それまでは、公立と私立の小学校の教員として15年間、教壇に立っていました。
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