容姿に対する考え方は家族、特に親の影響を大きく受けます。幼い頃から親がどのような言葉を掛けてきたかが、子どもの自己イメージに深く刻み込まれることが多いのです。
学校は、子どもたちが多くの時間を共有し、成長を共にする場所です。そのため、学校での出来事は子どもたちの容姿への意識に大きな影響を与えます。
SNSは、友人との交流を深め、趣味を発信する楽しいツールとして、私たちの生活に欠かせない存在となっています。一方で前回も触れたように、SNSの利用が容姿に関する悩みを増幅させる要因にもなり得ることを、私たちは認識する必要があります。
私たちが自身の容姿を意識し始めるのは、成長の過程で訪れるさまざまな瞬間です。幼い頃、私たちは鏡に映る自分の姿を純粋な好奇心で見つめます。しかし、成長するにつれて他者との差異に気付き始め、外見への意識が芽生え始めるのです。
容姿に関する悩みは、老若男女を問わず、多くの人々が抱える普遍的なものです。最近は、容姿に悩む人が低年齢化しています。調査でも小学生のうち76%が「自分の容姿が気になる」と答えました。特に女子児童では81%にも上りました。男子児童にしても71%が自分の容姿を気にしていました。
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