児童生徒一人一人に個別のIDを発行する「1人1ID」。現在多くの学校では共有の端末を使用しており、それを使用する際に使うIDやパスワードも共有されていることが少なくありません。子供の成果物は校内にあるサーバー上に保存することが多く、子供たちは家で課題の続きなどをすることができません。
「Society5.0」という社会の在り方が、政府から提唱されています。IoT(Internet of Things)でつながった機器同士の通信により、知識や情報が即時に共有されるとともに、AIによる課題解決も行われることで、社会の仕組み、人の社会への参画の仕方が今後、大きな変革を迎えることは想像に難くありません。
オンライン授業をいち早く実施した学校は、全ての家庭に端末や通信環境が整っていなくても、まずは挑戦しようとしたところばかりです。「学びを届けられるところから届けていく」といった判断が早期に行えたところでは、オンラインでの学びの保障が速やかに開始されました。
新型コロナウイルス感染症の拡大による臨時休校が長引き、子供たちは数カ月の間、自宅で過ごすことになりました。休校が長引く中で、子供も保護者も学習や生活の悩みが増え、ストレスを感じることが多かったのではないかと思います。同時に休校期間中は、いかに学びを保障するかが課題となりました。
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