部活動の地域移行が議論されているが、その起点となっているのは教員の多忙化問題だ。吹奏楽部の顧問として実績を重ねてきた叡明高等学校の中畑裕太教諭は、こうした流れをどう見ているのか。インタビューの最終回では学校教育における部活動の意義を改めて考えるとともに、地域移行された場合の受け皿に求められる条件などを聞いた。(全3回)
中学校の弱小吹奏楽部を全国レベルにまで育て上げてきた中畑裕太教諭だが、教職10年目の節目に退職し、新設校の叡明高校で音楽科教諭となった。周囲を驚かせた転身の背景には、どのような思いがあったのか。インタビューの2回目ではその経緯を聞くとともに、中畑教諭自身が部活動を通して生徒たちに伝えたいことを聞いた。(全3回)
埼玉県の公立中学校教員として、赴任校の吹奏楽部を全国大会常連校に育て上げてきた中畑裕太教諭。教職10年目を迎えた2019年、私立の新設高校である叡明高等学校の教員に転身。早速、各種大会で金賞を受賞するなど「さすが」の声が聞かれる中、実は部活動運営は「危機的な状況だった」という。
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