「なんでも教師がするのではなく、仕事を手放し、子どもたちと共に学級が回るように機能させる仕組みをつくるのが時短のコツ」と話す柴田大翔教諭。それは「教師の手抜き」ではなく、子どもの主体性や自主性を育む上でも必要なことだと指摘する。教師のやりがいを高めるためにもICTをさらに活用し、学んでいきたいと語る。
仕事の効率化の術をSNSで発信する柴田大翔教諭。実は月100時間超の残業で心身ともに疲れ果てていた時期もあったというが、当時はICTの先進校ということもあり、チームワークで乗り切る雰囲気に流されてしまっていたという。「このままでは続かない」と思い手に取った仕事術の本に刺激を受け、「何でも自分でやるのがいいことではない」と意識を変えたと当時を振り返る。
Z世代には検索ツールとしても使われているSNS。教員の発信ツールとしても中心的役割を担いつつあるが、これを活用しながら最先端の情報を発信し続けているのが「ギガ先生」こと大阪府泉佐野市立第三小学校の柴田大翔教諭だ。教育活動においてもICTを徹底活用し、担当する3年生の教室に足を踏み入れると、そこにはスッキリとした空間が広がっていた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください