体育・スポーツ哲学が専門の筑波大学の坂本拓弥助教は、体育も他の教科と同様に、好き・嫌い関係なく学ぶべきだと指摘する。「体育嫌い」が意識される背景には、スポーツ偏重の現在の体育の在り方が関係しているとし、もっと自分の身体との向き合い方を学ぶことが重要だという。インタビューの最終回では、これからの体育指導がどのような方向に向かうべきかを聞いた。
体育・スポーツ哲学が専門の坂本拓弥・筑波大学体育系助教は著書『体育がきらい』の中で「体育教師らしさ」について言及し、それが運動部活動と大きく関係している点を指摘する。インタビューの第2回では、部活動が結果的に運動離れを生み出してしまうメカニズムや、これからの部活動の在り方について聞いた。
学校の授業の中で「体育」が嫌いな子どもたちは、昔から一定数存在する。失敗するところを見られるのが恥ずかしかったり、そもそも運動することが苦手だったりと理由はさまざまだが、そうした子どもたちは我慢をして授業をやり過ごし続けてきた。そもそも学校で体育の授業をする意味とは何なのか。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください