「対話的な学び」について研究を進めてきた東京都日野市立滝合小学校では、「対話」の研究を進めることで、教職員に変化が起き始めたという。「対話」の実践を推進してきた加藤敏行校長に、インタビューの最終回では「対話」による教員の変化が、授業や子どもへの対応にもどのような影響を及ぼしたのか、現任校の日野市立豊田小学校で今後どのような研究を進めていくのかを聞いた。
研究奨励校として「対話」の研究に取り組み始めた東京都日野市立滝合小学校だが、研究当初は教員の受け止め方もバラバラで、試行錯誤を繰り返すこととなった。突破口になったのは、研究推進委員会とは別に設置したコアチームだったが、この組織に対する反発もあり、すんなりとはいかなかったという。加藤敏行校長のインタビュー2回目では、そうした日々の中で見いだした学校現場における研究の在り方などを聞いた。
学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」の実現がうたわれ、この視点に立った授業改善などが学校現場には求められている。では、ここでいう「対話」とは具体的にどのような状態を指すのか。今年1月に著書『「対話」で教職員の心理的安全性を高める!』(教育開発研究所)を上梓した東京都日野市立豊田小学校の加藤敏行校長は、前任校で「対話」の校内研究をリードし、現在も実践研究に取り組んでいる。これまでの研究を踏まえ、学校現場における「対話」がどうあるべきか聞いた。
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