17歳でフリースクールの代表理事に着任して丸4年、いろいろなタイプの子どもたちを見守り続けてきた長村知愛さん。標準的なライフコースからは外れる形で、異例とも言えるキャリアを歩んできた21歳の若者に、現代の学校教育はどう見えているのか。インタビューの最終回では、日本の学校教育に対する課題意識やこれからの目標などを聞いた。
17歳でデモクラティックスクールASOVIVA!の代表に就いて以降、子どもたちを見守り続けてきた長村知愛さん。自身は小学5年生の頃に家に引きこもり、約6年後にASOVIVA!を開校するまでは、中学校にも高校にも行かなかったという。先が見えない日々をどのような思いで過ごしてきたのか。インタビューの2回目は、スクールが開校に至るまでの長くつらい道のりにスポットを当てた。
大阪府の南部、豊かな自然が広がる河南町の古民家に、7~17歳の28人の子どもたちが集う「デモクラティックスクール」がある。その名の通り、子どもたち自身の手で「民主的に」運営されるフリースクールで、今年で創立から丸5年を数える。運営母体であるNPO法人ASOVIVAで代表理事を務めるのは、17歳の若さで着任して以来、子どもたちを見守り続けてきた長村知愛さんだ。
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