探究学習のプログラム開発と支援を手掛ける㈱ミエタの創業者である村松知明さんは、大企業での国際的なキャリアを経て教育分野に転身した。動機は日本企業の世界的なビジョンの希薄さや、学生時代からの社会参画の必要性を痛感したことにあるという。村松さんは、中高生との関わりを通じて、これからの探究学習は社会で活躍できる資質・能力の育成から、教科の学習意欲を向上させる原動力になると確信している。自身が受けてきた学校教育の課題を乗り越える、新たな教育の可能性を聞いた。
探究が学校教育の新たな柱として注目を集める一方、現場からはカリキュラムへの落とし込みや、指導・支援する教員のスキル向上に苦労する声も聞こえてくる。そんなニーズに応えようと、村松知明さんは㈱ミエタを創業、社会課題解決に挑戦する専門家と生徒をつなぎ、独自の探究学習プログラムを提供する。専門高校魅力化への参画や、働き方改革に特化した人材派遣など、探究と進路を切り口にした学校支援は新しい。学校現場での具体的な取り組みについて聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください