2026年4月の開校を目指す4年制の私立大学「Co-Innovation University(仮称)」。岐阜県飛騨市の民間の複合施設にキャンパスを置き、1年次は飛騨で学び、2年次は全国の連携拠点で「ボンディングシップ」と呼ばれる自治体や地域企業などと共創した新たな教育プログラムを行う。学長候補の宮田裕章さんは慶應義塾大学医学部教授で、データサイエンスを駆使した国のコロナ対策に尽力した人だ。これから学びに求められるのは「問いを立てながら共に学ぶ」ことだと力を込める宮田さんに、中高生が「問いを立てる力」を伸ばすためには何が必要かや、学びとウェルビーイングについての考え、大学創設に向けた思いなどを聞いた。(聞き手:客員解説委員 鈴木款)