前回、本質的な学力向上について述べました。今必要とされる本質的な学力とは、正解のない問題にも粘り強く自分なりの解を導き出せる力です。そして、学力が向上すれば結果的に100点を取るようにはなるのですが、それ自体を褒めるのはやめておくべきです。
学校において中心となる活動は、授業です。子どもたちは一日の大半を、授業を受けて過ごすのですから当然です。
今、世間の意見は「教師はしんどい、きつい、かわいそう」「教師にはなりたくない」というものであふれています。一昔前の教員バッシングの時代とは違います。今や完全に「哀れむべき存在」のようになっています。
本連載を始めるにあたり、前提として述べておきたいことがあります。それは「親切は最高の美徳」ということです。これは絶対の真理です。学校とは、真に親切な人を育てるための場と言っても過言ではありません。
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