校務主任を2年務めた後、教務主任になった。一般の教務主任と同じく、教育活動の計画・運営をしていくのが主な仕事だが、本校の場合は大きく異なる点が一つある。それは「学校の主体が子どもである」ということである。
校務主任の仕事に、校地の整備がある。草刈りをしたり、畑を耕したり、運動場を平らにしたり、子どもたちの安全と学びのために、時には奮闘しなければいけない日もある。しかし、運が悪いことに代々の校務主任が男性だったため、小柄な私にはどの道具も使いこなすのが大変だった。
赴任後、校務主任を2年間務めた。施設の安全管理や学習環境の整備などが、メインの仕事であった。そんな私を悩ませたのが、この建物「オープン・スクール」であった。
6年前、東浦町内の小学校で担任をしていた私はある日突然、緒川小学校へ校務主任として異動することになった。赴任するにあたり、当時の校長先生から『個性化教育30年』の本を手渡された。現在の研究冊子『自ら学ぶ子』の元となる本だが、当時は目を通してもさっぱり分からなかった。
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