スウェーデンの首都・ストックホルム郊外の基礎学校(小中学校)を訪ねた時、子どもたちが生徒会(Student Council)と給食協議会(Food Council)について説明してくれました。これらはいずれも、生徒側と学校側が学校生活に関して意見を交わすための機関。基本的には学級ごとの代表が集まり、さらにその代表者が学校側と話し合うスタイルがとられています。
スウェーデンではナショナルカリキュラムの中に「民主主義を教えるという使命」が盛り込まれています。項目としては次のようなことが書かれています。
デンマークのコペンハーゲンで、障害のある青少年のための学校兼ユースセンターを訪れた際、玄関を通ってロビーに入ったところで「イチャイチャ」している高校生ぐらいのカップルを見つけました。そのシーンがほほ笑ましく印象的で、施設見学の後で校長先生に「ああいうことはよくあることですか?」と尋ねたのです。
教育と福祉の充実で知られる北欧。その中でもデンマークは独自の歴史と文化を持ち、「フォルケオプリュスニング(Folke oplysning)」と呼ばれる民衆教育の伝統がある国です。民衆教育には、以下のような特徴があります。
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