今回は、皆さんの受援力を測ってみましょう。数値でスコアを出せるものではありませんが、皆さんの口癖やとっさの一言に受援力が表れます。 受援力はその人の状態によって変わりますし、正解・不正解はありませんが、表のAとBのどちらに多くチェックが付くでしょうか。
皆さんはこれまで、人に頼れずに困った経験があるでしょうか。分からないことがあっても、「誰に聞けばよいのか、何を聞けばよいのか分からなくて困った」という人や「自分が何で困っているのか分からなくて説明することができなかった」という人もいるでしょう。
私は2011年の東日本大震災で、日本プライマリ・ケア連合学会の派遣医師として、宮城県石巻市の避難所アセスメントと妊産婦・乳幼児支援に携わりました。今日でも10年以上も前の支援活動を振り返り、本当に役に立てていたのか、自問自答する日々です。
私が大切にしているのは、子どもたちが主体的に社会に関わる中で自分の能力を発揮し、幸せだと感じられる人生を周囲の人と共に歩んでいくことです。そのために、人に頼る力(受援力)を身に付け、主体的な社会参加のために他者と一緒に課題解決をすることで、自己効力感を高めることのお手伝いができればいいなと考えています。
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