前回まで見てきたように、先回りせずに受容して共感を示すことは、信頼関係を築くための第一ステップです。今回は、子どもが自分の価値観に気付くための「聴き方」にフォーカスします。
第2回では、子どもの自己決定を支援するための第一歩として、信頼関係を築くために必要な「無条件の肯定的関心」と「共感的理解」について紹介しました。しかし、前回の記事をお読みになって「とはいえ、子どもには教えてやらないと分からないこともあるよなぁ」とモヤモヤされた方もいらっしゃるでしょう。
子どもの自己決定を支援するにあたっては、相談しやすい環境を整えるのが第一です。そのために、子どもとの信頼関係が欠かせません。....
日本にはどれくらいの種類の仕事があるか、ご存じでしょうか。日本標準職業分類(2017年)では、約1万7千種類もあるとされています。他方、ニューヨーク市立大学のキャシー・デビッドソン教授が「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」と発表したことが世界中で話題になりました。
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