教師もまた、学級をはじめさまざまな組織の経営者と言える。慶應義塾大学商学部の岩尾俊兵准教授は、授業や生徒指導、部活動や校務を「経営」として捉えれば、創造的な価値を生み出せるチャンスはいくらでもあると指摘する。誰もが経営教育に触れられる社会こそ、日本の未来を明るくすると話す岩尾准教授に、インタビューの最終回では課題が山積する学校教育の未来について聞いた。(全3回)
人が喜ぶもの、応援したくなるもの、新しい価値あるものを社会に提供するため、チームで力を合わせる方法を学ぶのが経営教育だと語る慶應義塾大学商学部の岩尾俊兵准教授。価値の創造を重視する研究や教育活動の原点は、自身の小中学校時代や父親との思い出にあるのだという。インタビューの第2回では、「人中心の経営」の実践者とも言える岩尾准教授のこれまでの歩みに迫った。(全3回)
創造性やチャレンジ精神を育み、リーダーシップやコミュニケーション能力を伸ばす「アントレプレナーシップ教育」の必要性が叫ばれて久しい。一方、学校では「それはお金儲けのための教育」と敬遠されがちな側面もある。そんな中、慶應義塾大学商学部の岩尾俊兵准教授は、モノやサービスが値上がりする「インフレ」の今こそ、子どもたちに「経営教育」が必要だと話す。インタビューの第1回では、著書『13歳からの経営の教科書』(KADOKAWA)で伝えたかった「お金もうけ」ではない経営教育について聞いた。(全3回)
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