学びの多様化学校の岐阜市立草潤中学校で教務主任を務める中今純一教諭は、自校の教員組織の特徴として「対話が多い」ことを挙げる。自身は昨年度から福井大学連合教職大学院で「同僚性」について学んでおり、その経験を対話を増やすことにつなげていると話す。インタビューの最終回では、生徒一人一人を支える草潤中の教員組織の在り方や、これまでの経験をどのように次につなげていくかを聞いた。
授業は登校してもオンラインでもよく、時間割も生徒と教員が相談して決めるなど、学びの多様化学校としてユニークな取り組みを進める岐阜市立草潤中学校。学校生活も学習状況も一人一人違う中で、教員はどのように生徒と向き合い、支援をしているのか。教務主任の中今純一教諭は、ポイントの一つとして開校後しばらくして導入した「生徒カルテ」の存在を指摘する。
2021年に開校した岐阜市立草潤中学校は、学びの多様化学校(不登校特例校)として「授業は学校でも自宅でオンラインでもOK」「登校はしてもしなくてもOK」「担任は生徒の選択制」「時間割は生徒と相談して決める」など、「学校らしくない学校」として注目を集めている。開校から3年、当初は「戸惑いの連続だった」と語る教務主任の中今純一教諭に、草潤中学校のこれまでとこれからを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください