今回は少し視点を変えて、初任者と組む先生方に向けて書こうと思います。 採用試験の倍率低下、遅々として進まない学校の働き方改革、過去最高を更新した休職者数…。学校現場に暗い情報が飛び交う中、それでも教師になろうと決意してくれた初任者は、日本の宝だと思います。
教室で子どもたちが過ごすには、学級の中に仕組みが必要です。具体的に、どんな仕組みが必要でしょうか。誰が朝の会をするのか、誰が窓を開けるのか、誰が給食を配膳するのか…。考えればたくさんの仕組みが学級には必要なことが分かります。
学級経営に必要なことを一つ挙げるなら何でしょうか。教師のリーダーシップ、学級の規律、子ども同士の関係づくり…。どれも大切ですが、ぼんやりとしています。一つだけと言われれば、「最初の方針を大切にすること」だと私は思っています。
採用倍率の低下、過酷な労働環境など暗いニュースばかりが立ち込める昨今の教育業界。そんな重い空気が漂う中、それでも教師になろうと始めの一歩を踏み出す人たちのことを、私は日本の宝だと思います。
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