高校教員であると同時に、ワークショップデザイナー、ルールメイキングアンバサダー、NPO法人理事などの顔を持つ逸見峻介教諭。こうした働き方をするのは教師としての判断軸を磨くためで、「生徒を誤った方向に向かわせたくない」という不安が原動力だと話す。パラレルキャリアを歩むことで、実際にその不安は解消されたのだろうか。(全3回)
「生徒指導」から「生徒支援」へと発想を転換し、校則の見直しをリードしてきた埼玉県立新座高校の逸見峻介教諭。ホームページに校則を公開するまでには、あちこちに散らばったルールの「棚卸し」が必要だったという。明らかに「おかしい」と分かっていても変えられない校則の裏には、スクラップ&ビルドが苦手な学校の体質が垣間見えると話す。(全3回)
生徒指導の在り方が、子どもの人権や多様性の観点から問い直されている。埼玉県立新座高校に勤務する逸見峻介教諭は、「生徒指導部」を「生徒支援部」に改称し、校則の見直しを中心になって進めてきた。インタビューの第1回では、2022年度に大きく変わるまでの過程と、「生徒支援部」の名称に込めた思いを聞いた。
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