特別選考で横浜市の教員に採用された千葉聡さんだが、若い頃は仕事が思い通りにいかず、教員として苦しい日々が続いたという。そんな時、生徒と心をつないでくれたのも、学校生活を描いた短歌だったという。インタビューの最終回では、改めて短歌で学校生活や生徒たちの青春を詠むことの意味について聞いた。
現在、横浜サイエンスフロンティア高校で国語を教える千葉聡さんだが、若い頃は小説家を目指すも評価されず、苦しい時間を過ごしたという。教員採用試験にもなかなか合格できず、悩む日々が続く中、短歌を詠むことで道が開けていったという。インタビューの2回目では、短歌との出合いや教員になるまでの紆余(うよ)曲折を聞いた。
横浜市の理数科中高一貫校である横浜サイエンスフロンティア高校の昇降口にある小さな黒板にはいつも短歌が書かれてあり、生徒たちに人気のコーナーになっている。仕掛け人は同校の国語科教員で、歌人でもある千葉聡さん。黒板の短歌は日々SNSでも発信しており、全国にファンも多い。なぜ、理系の進学校から短歌を発信するのか、中高生に伝えたい思いは何か、千葉さんに聞いた。
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