大阪市に住む小学6年の女子児童がSNSからの犯人の誘いに乗って誘拐され、栃木県で保護された事件を受け、総務省は12月13日、SNSの事業者などで構成される青少年ネット利用環境整備協議会に、利用者への注意喚起を促すよう要請した。
要請では、青少年がリスクに対する適切な対応を理解した上で、SNSを正しく利活用できる環境整備の重要性を強調。協会に加盟する事業者が、自社サービスの特徴に応じて、青少年の安心・安全なインターネット利用に向けた周知や環境整備などを実施するよう求めた。
青少年ネット利用環境整備協議会は2017年に設立され、グリー、サイバーエージェント、フェイスブックジャパン、LINE、ツイッタージャパンなど、子供の利用も多いSNSやオンラインゲームなどを運営する事業者で構成され、子供のSNSによる犯罪やトラブル被害の防止に向けた取り組みを推進している。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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