「受験期における親子の実態調査2020」の結果が2月13日、発表された。大学入学を目指す受験生が「受験期に親にかけてほしい言葉ランキング」の1位は「お疲れさま」(27%)だった。
同調査は、大学入試アウトソーシングサービスなどを展開するODKソリューションズ(本社・大阪市)が実施。今年4月の入学を目指す受験生100人と、大学入試を控える子供を持つ親100人の計200人を対象に、昨年12月27日から今年1月8日の間にインターネットを通じて調査した。
「受験期に親にかけてほしい言葉ランキング」の2位は「頑張って」(21%)、3位は「〇〇なら大丈夫、〇〇ならできる」(12%)。
一方、「親にかけてほしくない言葉ランキング」は、1位「もし落ちたら、もしダメだったら…」(43%)、2位「もっと頑張らないと」(39%)、3位「良い結果期待しているよ」(35%)だった。
「受験生が受験期に親に知ってほしいこと」の1位は「志望校選びについて」(54%)、次いで「出願方法など受験の仕組みについて」(49%)、「受験のスケジュール」(46%)。
一方、「親側が子供の受験について知りたいこと」は、1位が「志望校や学部について」(52%)。2位は「志望校選びについて」(51%)と「受験のスケジュール」(同)だった。
また「受験期に親子間の適切なコミュニケーションのとり方に対する戸惑いや不安から、ギクシャクしたと感じることがある」かという質問では、受験生、親ともに55%が「とても思う」「どちらかというと思う」と回答した。