埼玉県八潮市で6月29日、15校ある市立小中学校に通う児童生徒377人が腹痛や下痢などの症状を訴え、学校を休んだ。30日も体調不良が残る児童生徒281人が欠席した。草加保健所は集団食中毒や感染症の疑いがあるとみて、15校に同じ献立で給食を提供する市内の東部給食センターなどを調査している。
同市教委によると、市内の小中学校に通う児童生徒が腹痛や下痢の症状で医療機関を受診しているとの報告が、27日から入っていると草加保健所から連絡があり、28日に児童生徒の保護者にメールなどで連絡を取った。
週明けの29日には児童生徒377人と教職員15人が体調不良のため学校を休み、30日も児童生徒281人と教職員5人が登校できなかった。腹痛や下痢などの症状を訴えた児童生徒のうち2人が入院したが、ともに快方に向かっているという。
同市は保健所の指導を受けて、29日は製造元の異なるパンと牛乳を給食に出したが、30日からは原因が判明するまでの間、15校の給食を停止し、7月3日までは午前中のみの授業とすることを決めた。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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