国立成育医療研究センター「コロナ×こども本部」は8月28日、日本小児科学会と共同で作成した、新型コロナウイルスに関する子供の症状や注意点をまとめたQ&A資料を公表した。
新型コロナにかかった子供の症状、病院に関する事柄、日常生活の中での留意点の3テーマで構成。「子供は重症化するのか」「外出や友達と遊ぶことは避けた方がよいのか」など、疑問に答える形で最新の知見を解説している。
子供への感染については、感染者数は成人と比べれば少ないものの、感染のしやすさは変わらないことが分かってきたことや、これまでに報告されている子供特有の症状、2歳未満は比較的重症化しやすい傾向がある――などの注意点をまとめている。
また、日常生活でも、屋内外での遊びやマスクの指導などでは、どのような点に注意が必要かや、「登校を自主的に控える」などの過度な対応は必要ないことなどが示されており、学校での指導にも役立てることができる。
同資料は国立成育医療研究センターのホームページから閲覧できる。新型コロナウイルスの状況に応じて、内容は随時更新される予定。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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