オンライン授業に関する満足度は日本の保護者が最低という結果が、デジタルセキュリティ関連企業のアバストがこのほど、12カ国を調査対象国として行った調査で出た。
同調査によると、満足度のトップは63%のオーストラリアで、以下、米国(55%)、スロバキア(54%)、チェコ(52%)、仏(50%)、英国(45%)と続く。日本はわずか24%で、調査対象12ヵ国中12位の最下位だった。
一方、オンライン授業を受けている日本の子供の中で、1週間に1回以上、技術的な問題に遭遇したのは10人に1人(10%)で、最も低かった。さらにオンライン授業が開始されてから新しいツールを学ばなければならなかったと回答した保護者は約14%と、調査対象国の中で一番低い結果となった。
同調査は、日本国内の0~18歳の子供がいる保護者501人を含め、世界12カ国の保護者6000人以上を対象に今年6月に実施された。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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