都教委は9月2日、23区内にある都立高校で生徒7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、埼玉県教委も1日、春日部市の県立高校でも部活動での濃厚接触からクラスターが発生し、これまでに生徒8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。両校とも保健所と連携しながら、臨時休校で対応している。
都教委によると、都立高校では8月27日に発熱や咽頭痛のため欠席した生徒が、9月1日にPCR検査で陽性と判明。以降、生徒7人の感染が確認された。濃厚接触者は、同じ部活動やクラスなどだった。
春日部市の県立高校は、同県教委によると、8月28日に1人目の感染者が確認され、62人が濃厚接触者として特定。その後、その内7人が感染していることが判明した。62人は同じ部に所属する生徒だった。
都立高は9月4日まで臨時休校とし、消毒および換気を徹底。週明けからの学校再開を目指すが、その後の状況次第では延長される可能性もあるという。
春日部市の高校はこの日までに濃厚接触者のうち、残りの生徒全員が陰性と判明したため、今日3日までを臨時休校とし、明日4日から学校を再開する。
両校とも教職員の体調不良者はなく、重症者も確認されていない。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください