9月14日未明、大津市に同市内の小中高を16日午後に爆破するという内容のメールが届き、同市教委と滋賀県教委は、予告された16日は休校や午前のみの授業とする方針を決めた。15日は通常授業とし、教職員が放課後に校舎の安全点検を行った。
大津市教委によると、14日午前1時10分ごろ、市のコールセンターに、同市内の小中学校計20校、高校8校をターゲットに、「長月16日水の未刻より申刻の間に爆破する」などと書かれたメールが届いた。
対象の学校が特定できないことから、市教委では16日に市内にある市立小中学校全55校を休校、児童クラブ全37カ所を休所とすることを決めた。
また、県教委でも16日は、市内の県立高校8校を午前中のみの授業とし、完全下校後は校舎内を立ち入り禁止とするほか、県立特別支援学校1校を終日休校とした。同市内の私立、国立学校についても、県教委の方針を説明した上で、学校ごとに対応を求めた。
学校を狙った爆破予告事件は、各地で相次いでいる。6月8日には、東京都渋谷区や世田谷区の学校を爆破するとのメールが都教委に届き、児童生徒が校庭などに避難する騒ぎとなった。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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