小中高で学級閉鎖ゼロ、昨年は41校 インフルエンザ

小中高で学級閉鎖ゼロ、昨年は41校 インフルエンザ
iStock.com/TheYok
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厚労省が9月11日に発表した、8月31日から9月6日までのインフルエンザ発生状況によると、小中高などにおける患者数はゼロで、学級閉鎖もなかった。昨年同時期の学級閉鎖は41校。新型コロナ対策として三密を避け、マスク着用や手指消毒を徹底したことなどが理由と見られる。

発表されたのは今シーズン初回分。保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校におけるインフルエンザの患者数はゼロだった。

前年の同時期(昨年9月2日~9月8日)は、患者数670人、休校4校、学年閉鎖6校、学級閉鎖41校で、減少ぶりが際立つ。

流行のピークは例年、年明けから2月に訪れる。厚労省は今年、過去5年で最大量となる約6300万人分のワクチン供給体制を整え、例年以上にインフルエンザ対策を強化している。

その上で、より必要としている人への優先接種として、10月26日以降は医療従事者などと共に、乳幼児から小学2年生の希望者も接種可能としている。

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