政府は9月18日、菅内閣の発足に伴う副大臣と大臣政務官の人事を決めた。文科副大臣に田野瀬太道(教育、スポーツ担当)=自民=、高橋比奈子(科学技術、文化担当)=同=の両氏を起用した。政務官には鰐淵洋子(教育、文化担当)=公明=、三谷英弘(科学技術、スポーツ担当)=自民=の両氏が就いた。
田野瀬副大臣、三谷政務官はそれぞれ、内閣府副大臣、内閣府政務官を兼務し、オリ・パラ担当大臣の補佐に当たる。さらに、三谷政務官は復興政務官を兼務する。
田野瀬太道(たのせ・たいどう) 早稲田大卒。文部科学(兼)内閣府(兼)復興大臣政務官、党青年局次長。46歳。奈良3区、衆院当選3回(自民党)高橋比奈子(たかはし・ひなこ) 日大卒。環境大臣政務官、党環境部会長代理。62歳。比例東北、衆院当選3回(自民党)
鰐淵洋子(わにぶち・ようこ) 創価女子短大卒。衆院文科委理事、党文部科学副部会長。48歳。比例近畿、衆院当選1回、参院当選1回(公明党)三谷英弘(みたに・ひでひろ) 東大卒。弁護士。内閣委員会、党教育・文化・スポーツ団副委員長。44歳。比例南関東、衆院当選2回(自民党)
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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