市内の英語教室の従業員に新型コロナウイルス感染が確認されたとして、千葉県松戸市教委は9月19日、英語教室に通っていた児童が在籍する市内の9小学校を臨時休校にした。PCR検査の結果、全児童の陰性が確認されたため、23日には通常授業を再開した。
同市教委によると、休校となったのは▽上本郷▽古ケ崎▽馬橋北▽横須賀▽幸谷▽新松戸南▽馬橋▽小金北▽旭町――の9小学校。18日に市内の英語教室の従業員がPCR検査で陽性となったことに伴い、そこに通っていた少なくとも27人の児童が濃厚接触者に特定された。そのため、英語教室に通っていた児童が在籍している小学校は土曜日で午前授業を行っていた19日を休校とし、学童保育も休園にした。
その後、この9校の全児童にPCR検査を実施したところ、全員の陰性が確認されたことから、校内の消毒が完了した22日に学校を再開することとし、連休明けの23日から通常通りの授業を行った。
この他に、18日に児童の家族がPCR検査で陽性となったことを受け、同市内の相模台小学校でも19日から臨時休校となったが、濃厚接触者の児童の陰性が確認されたのを受け、同様に23日から通常授業に戻っている。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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