神戸市は9月24日までに、市立小学校の児童22人と教職員5人に、新型コロナウイルス感染が確認されたことを発表した。同市教委は感染経路の特定を進めているが、3密回避やマスク着用などの感染対策はしっかり行われていたといい、「対策をすり抜けた穴はなかったか」も含めて調査している。
同市教委によると、今月18日と19日に教員2人と児童2人の感染が確認され、その後の濃厚接触者約90人へのPCR検査で、新たに教職員3人、児童20人の感染が判明した。
3密回避やマスク着用、手指消毒、食事中の会話禁止などの感染対策も行っていたといい、同市教委の担当者は「感染対策はしっかりしていた。また別のクラスでは全員が陰性だった」と、対策下でのクラスター発生に困惑している。
学級規模でみると、昨年時点で同校の平均は34.2人。同市教委では今後、市の健康局と連携しながら、対策に穴はないかも含めて調査を進める方針。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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