三重県教委は10月6日、受験生が新型コロナウイルスに感染した場合に備え、来年実施する県立高校入試で、従来の追試に加え「追々検査」を設けると発表した。
同県教委によると対象は、▽新型コロナウイルスに罹患(りかん)した▽保健所から濃厚接触者とされ、自宅待機期間にあった▽海外に居住しており、検査の14日前までに帰国できなかった――などの理由で、通常の入試や追試を受験できなかった受験生。
追々検査の日程は、通常の試験日から2週間以上を置いて設定する。検査内容は原則、通常の試験と同じだが、実施が難しい内容については各高校で見直しや検討がなされる。
また、これまで各高校で掲示してきた合格発表についても「3密」を避けるため、新たに専用のWEBページを設け、合格者の受験番号を公開する。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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