母親を対象に、コロナ禍における子供の視力に関する調査を実施したロート製薬は10月12日までに、その結果を公表した。5人に1人が、子供の視力低下を感じていると回答した。
新型コロナウイルスが流行する前の今年1月ごろと比較し、子供の視力が「悪くなっていると診断を受けた」と答えた割合は6.5%。さらに「悪くなっていると感じる」の割合は12.1%だった。この割合は小学生以上の子供がいる母親に限定すると、さらに高くなった。
また、デジタル機器の接触時間について「1時間以上長くなった」は33.8%、「3時間以上長くなった」は14.7%、「5時間以上長くなった」は6.7%で、過半数が長くなったと回答していた。
同社では、デジタル機器の接触時間の長さは学年が上がるごとに長くなる傾向にあり、視力低下の感じ方と相関関係にある可能性も考えられると指摘している。
複数回答で子供について気になることを聞いたところ、「視力の低下」は34.5%と、トップの「運動能力の低下」(47.9%)に次いで高かった。
同調査は今年10月に、全国の30代と40代の母親539人に実施した。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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