国立成育医療研究センターは11月25日、教員や保護者向けに、子供たちの新型コロナウイルスへのストレス対処法を解説した資料を公開した。冬の到来を前に、第3波とみられる感染拡大が深刻化する中で、子供の不安に大人がどう向き合うべきか、発達段階に応じた説明の仕方や、ストレスを感じているサインなどを紹介している。
資料の中では、コロナ禍による休校などの経験を生かし、今一度、子供に分かりやすい説明をする必要性を強調。子供の年齢に適した言葉で、イラストや動画などを使って説明する必要があるとし、参考動画などを紹介している。
一方で、不安を抱えやすくなることから、ニュースを見せ過ぎないようにするほか、SNSによるうわさやデマの被害にも注意が必要だとした。
また、子供の気持ちに大人が耳を傾けることの大切さや、さまざまなストレス対処法も挙げ、疲れから出る心のサインに気付いたら、無理をせずに地域の専門家に相談するよう促した。
資料は同センターホームページで確認できる。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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