埼玉県川越市は12月7日までに、市立野田中学校で、教員を含む35人の新型コロナウイルスのクラスターが発生したと発表した。合唱コンクールの練習で感染が広まった可能性が考えられるとしている。
同市教委によると、12月2日に1年生と3年生の生徒に感染が確認されたことがきっかけで、全生徒・教職員にPCR検査を実施したところ、7日午前の段階で、1年生22人、2年生1人、3年生11人、教員1人の計35人が感染していることが分かった。感染が確認された生徒、教員はいずれも軽症または無症状だが、検査が完了していないクラスもあり、感染者はさらに増える恐れもある。
これを受け同校は、16日までの臨時休校を決めた。
同市教委では、5日に予定されていた合唱コンクールに向けての練習中に、マスクを外していたことなどが、感染拡大の一因になったとみている。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください