兵庫県教委は12月7日、県立御影高校で教職員10人が新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者の自宅待機も含めると、学校運営ができなくなるとして、18日まで臨時休校すると発表した。
また、県内各校に職員室などの感染防止対策の徹底を通知し、注意を喚起した。
同県教委によると、御影高校では教職員10人と生徒3人の計13人の感染が確認され、さらに教職員18人、生徒4人が濃厚接触者とされた。
28人もの教職員が療養や自宅待機となり、学校運営ができないため臨時休校を決めたという。保健所による聞き取り調査でも、感染経路は分かっていない。
これを受けて同県教委は、県立学校や市町村教委に向けて、職員室などの感染防止対策の徹底を通知。職員室や教科準備室、更衣室の換気や消毒を徹底するとともに、食事中の会話を控えること、風邪の症状がみられた場合は無理せずに休むよう教職員に指導することなどを求めた。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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