トイレにまつわる教育活動などに取り組んでいる日本トイレ研究所は12月22日、小学生の日常生活における排便の実態に関する調査結果を公表した。10日間の排便記録を分析し、4人に1人程度の小学生に便秘の可能性があることが分かった。
調査結果によると、便秘が疑われる硬い便が10日間で2回以上あった児童は24.6%を占め、全学年で男子より女子の方が高い割合だった。
排便回数をみると▽毎日 33.9%▽0~3日 5.7%▽4~5日 14.5%▽6~10日 79.8%――で、毎日排便する習慣が身に付いていない児童が一定数いる実態が浮き彫りとなった。
この結果を受け、同研究所では、学校で排便の記録を付けさせるなど、自分自身の健康状態を把握して体調管理につなげることが重要だと指摘している。
同調査は、調査の目的に賛同した小学校に協力を依頼し、11月10~19日の10日間、1~6年生の児童に排便の有無や便の形状を記録する「うんちチェックシート」を付けてもらい、10日間全てに記録があり、性別の記載がある5678人を対象に分析を行った。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください