成年年齢の18歳への引き下げが1年後に迫っているのに合わせ、法務省はこのほど、成年年齢の引き下げについて若者向けに解説した特設サイト「大人への道しるべ」を開設した。高校生の意見を参考にストーリーを練り上げた漫画や小説で、消費や契約の注意点などを学べる。
高校を卒業し、大学に入った2人の若者を主人公にした6話の漫画教材が公開され、成人と大人の違いについてや、クレジットカードの注意点のほか、飲酒可能な年齢は引き続き20歳以上であること、SNSでのトラブルなども取り上げている。漫画を読み終わると、クイズで内容を確認することもできる。
各話のストーリーは、東京都立町田高校や関西学院千里国際高等部の生徒からの意見も参考にして、制作された。
また、お笑い芸人のバイク川崎バイクさんによる新成人応援ショートショート小説「ヒエラルキーなわたし」も掲載。法務省によると、漫画は今後も充実させていく予定だという。
特設サイト「大人への道しるべ」はこちら。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください