文科省は8月16日、今年の国際地理オリンピックに日本代表として参加した高校生4人のうち2人が金メダルを受賞し、ほか2人もそれぞれ銀メダルと銅メダルを獲得したと発表した。また同日、4人を文部科学大臣表彰の受賞者とすることを決めた。
金メダルを獲得したのは、乙川文隆さん(新潟高校3年)と中森遼さん(灘高校3年)。銀メダルを獲得したのは片山大誠さん(筑波大学附属駒場高校2年)で、銅メダルは金澤政慧さん(智辯学園和歌山高校3年)。
昨年予定されていたトルコ・イスタンブール大会が新型コロナウイルスの感染拡大のため今年に延期され、オンラインで開催された。今回は46の国・地域から182人の生徒が参加し、日本から参加した4人全員がメダルを獲得した。
文科省は、国際的な科学技術コンテストで優秀な成績を収めた生徒に文部科学大臣表彰を行っており、今回受賞した4人も表彰することを決めた。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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