川崎市は10月19日、新型コロナワクチンを接種していない市立学校の教員を対象に、週に1回の頻度でPCR検査を実施すると発表した。11月下旬から実施する方針。再度の感染拡大の予兆や感染状況を早期に探知し、学校での感染拡大のリスクを低減することが狙い。
同市によると、対象はワクチンの未接種者に加え、2回接種済みであっても基礎疾患を抱えるなど、重篤化するリスクが高い教職員や再任用短時間勤務職員。唾液採取型のPCR検査キットを週に1回個別に配付して、検査する。検査時はプライバシーなどに配慮して対応するという。
陽性となった場合は、速やかにかかりつけ医に受診し、正確な検査を受けるように促す。
また同市立学校教職員の、コロナワクチン接種に関する任意調査の結果も公表。9月30日時点で、1回目、2回目共に接種済みの教員は5916人と全体の79%を占めた。1回目のみ接種済みは745人(10%)、未接種だが予約済みは121人(2%)だった。接種するつもりだが、いまだ予約を取れていない教員は253人(3%)いた。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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