厚労省は1月24日、20日午後2時時点での新型コロナウイルスによる保育所の臨時休園が27都道府県、327カ所に及び、過去最多となったと発表した。昨年9月2日の、感染第5波ピーク時の185カ所を大幅に上回った。
今回の集計対象は認可保育所、保育所型認定こども園、地域型保育事業所、へき地保育所。厚労省はオミクロン株への置き換わりに伴い、近くガイドラインの更新を検討しているが、担当者は「基本的な対策は大きくは変わらない」と話している。
全面休園している保育所がある都道府県は北海道、青森県、秋田県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、富山県、石川県、福井県、長野県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、山口県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、大分県、鹿児島県、沖縄県――の全27都道府県。
これまで感染者が発生した保育所などの数は7838カ所、感染者数は職員7644人、利用乳幼児1万1397人。厚労省は昨年9月21日の「保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかるQ&A(第11報)」で、子供や職員が感染者や濃厚接触者となった場合などの最新のガイドラインを示している。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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