関東甲信地方を中心に2月10日から大雪となる地域が出ていることを踏まえ、文科省は同日午後5時時点での、各地の臨時休校・短縮授業の状況をまとめた。それによると関東甲信地方の10都県で145校が休校、377校が短縮授業となっている。物的・人的被害は確認されていない。
休校・短縮授業となる学校が出ているのは▽茨城県▽栃木県▽群馬県▽埼玉県▽千葉県▽東京都▽神奈川県▽山梨県▽長野県▽静岡県――の計10都県で、休校・短縮授業となっている学校数が多い順に、山梨県(休校57校、短縮55校)、茨城県(休校26校、短縮84校)、埼玉県(休校19校、短縮78校)。
校種別に見ると、休校となっているのは▽幼稚園 7校▽小学校 34校▽中学校 27校▽義務教育学校 1校▽高校 46校▽中等教育学校 1校▽特別支援学校 26校▽大学 2校▽短期大学 1校。短縮授業となっているのは▽幼稚園 17校▽小学校 189校▽中学校 109校▽高校 37校▽特別支援学校 24校▽大学 1校。
文科省は「引き続き、教育委員会などの関係機関と連携を密にしつつ、被害状況の収集に努める」としている。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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