小学校入学で登下校や外出時の交通安全への対策が意識されるのに合わせ、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)は3月31日、「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」を公開した。過去に交通事故が起こった場所が地図上に表示されるシステムで、学校や保護者が事前に危険箇所をチェックするなどして活用することを想定している。
全労済は2019年から金沢大学の藤生慎准教授と共同で、大人よりも低い子どもの視点や行動面から交通安全対策を検討する「7才の交通安全プロジェクト」に取り組んできた。
その一環として今回公開されたハザードマップでは、検索ボックスに住所や建物名を入力すると、周辺で起きている事故情報を確認することができるようになっており、ストリートビューで現地の実際の様子を表示する機能もある。事故情報などは随時更新され、通学路の安全対策などに役立てることができる。
交通安全ハザードマップは全労済の特設サイトから利用できる。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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